もう迷わない!目的別のおすすめ「化学工学」書籍【基礎~実務】

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世の中には化学工学書籍が大量にあります。

購入するものを選びやすいように、目的に応じたおすすめの「化学工学」書籍をまとめました。

学術的な内容だけではなく、実用的な内容も押さえています。

この記事の内容
  1. まず揃えるならこれ!
  2. 単位操作を学ぶ
  3. 計算のための物性・定数を知る
  4. スケールアップについて学ぶ
  5. プラント設計技術
  6. プラント安全
  7. データサイエンス
  8. 洋書
  9. おすすめの学会誌
  10. 関連記事

まず揃えるならこれ!

まず何を選べば良いのか?という疑問を解決する書籍を紹介します。

化学工学-解説と演習-

数ある書籍の中から選ぶならこれです。基礎から応用まで幅広い対象者に向けて書かれています。化学工学の総合書籍の中でも「撹拌」の章が含まれているものは限られています。

化学工学―解説と演習ー(別サイト)

化学工学便覧

化学工学会が編集する定番の便覧です。基礎理論から装置設計、データ類まで一冊に集約されています。改訂で内容が継続更新されているのは便覧ならでは。

改訂七版 化学工学便覧(別サイト)

単位操作を学ぶ

化学工学の総合書籍に加えて、個別に単位操作を深掘りするのにおすすめの書籍を紹介します。

流動:明解入門 流体力学

図解とやさしい数式運びで“つまずきやすいポイント”を丁寧に橋渡しする入門書です。学部レベルの流体の基礎を短時間で通読でき、演習で理解が定着しやすい構成です。

明解入門 流体力学(第2版)(別サイト)

反応:反応工学

反応工学と言えばこれ!と言われる定番書籍です。改訂増補版になって生物化学反応の章や練習問題も追加されています。

反応工学(別サイト)

撹拌:ミキシング技術の基礎と応用

撹拌・混合の基礎理論~設計・応用・トピックスまでが網羅されています。撹拌を体系的に深掘りしたい人に向く一冊です。

最新ミキシング技術の基礎と応用(化学工学の進歩42)(別サイト)

伝熱:伝熱工学 (JSMEテキストシリーズ)

日本機械学会(JSME)の標準テキストです。伝導・対流・放射・相変化・物質移動まで基本項目を体系的にカバーし、設計問題への接続も意識した構成です。

伝熱工学 (JSMEテキストシリーズ)(別サイト)

蒸留:絵とき「蒸留技術」基礎のきそ

蒸留研究の権威である大江先生著の書籍です。「絵とき」シリーズの中でも特に詳しい解説が特徴です。蒸気圧・気液平衡から装置・操作の考え方まで図解中心に解説されています。

絵とき「蒸留技術」基礎のきそ(別サイト)

演習編(続編)も刊行されており、計算練習まで含めて段階的に学べます。

絵とき 続「蒸留技術」基礎のきそ(別サイト)

濾過:絵とき「濾過技術」基礎のきそ

濾過の原理・試験法・装置選定・応用例まで、現場で迷いがちな判断基準を図解で整理されています。廃水再生など実用場面のトピックも押さえており、実務の導入書として扱いやすいです。

絵とき「濾過技術」基礎のきそ(別サイト)

濾過:沪過 メカニズムと沪材・沪過助剤

濾過専門の書籍ともあって、濾過器の解説がわかりやすく、濾過助剤の解説まで詳しいです。実例を使った濾過器の選択方法まで解説されています。

沪過 メカニズムと沪材・沪過助剤(別サイト)

計算のための物性・定数を知る

復刊 物性定数推算法

1954年初版のロングセラーが復刻版として入手できるようになりました。文献が見つからない物性定数を推算する考え方をまとめた“基礎のバイブル”として知られています。

復刊 物性定数推算法(別サイト)

伝熱工学資料

日本機械学会の熱設計ハンドブックです。相関式や設計上の注意が体系的に整理され、熱交換器の設計時に役立ちます。

伝熱工学資料(別サイト)

スケールアップについて学ぶ

プロセスケミストのための化学工学

日本プロセス化学会の書籍です。反応熱・暴走評価、撹拌のスケールアップ、晶析設計など、ラボ~パイロット~製造のつなぎ目を化学者目線で要点整理した作りで実用的です。

プロセスケミストのための化学工学(基礎編)(別サイト)

プロセス開発を楽しもう ビーカーから本プラントへ

ラボ検討→個別技術→全体組立の三段階アプローチで、プロセス開発の進め方と実務課題を具体的に解説されています。AI/IoTへの言及もあり、若手~中堅の“実務の地図”として支持されています。

プロセス開発を楽しもう ビーカーから本プラントへ(別サイト)

プラント設計技術

化学プラント配管設計の基本

配管の固有技術に加え、レイアウト・材料選定・プロジェクトの進め方まで幅広く述べられています。体験談を交えた実務寄りの記述が多く、配管から見たプラント設計の全体像を掴むのに向いています。

化学プラント配管設計の基本―配管技術者への道しるべ(別サイト)

プラントレイアウトと配管設計

著者陣の経験に基づくレイアウトの勘所について、石油化学~発電~薬品・食品などへ応用可能な汎用ノウハウとしてまとめられています。

プラントレイアウトと配管設計(別サイト)

トラブルから学ぶ配管技術

配管要素ごとの特徴だけでなく、偏流、ウォーターハンマー、腐食など原因ベースで配管設計を学べます。事故を起こさないためにも、設計が起こしうるリスクを把握するのに役立ちます。

トラブルから学ぶ配管技術(別サイト)

「配管設計」実用ノート

実務で使う設計技術が詳しく書かれています。特に図表が多いのと、図表用の索引が設けられているので読み返す時に便利な構成になっています。

「配管設計」実用ノート(別サイト)

プラント安全

化学プラントの老朽化 リスクに基づく設備の保守とその評価

老朽化の仕組みや原因、対策と管理、撤去に至るまで、設備保守に関する知識が広く学べます。

化学プラントの老朽化 リスクに基づく設備の保守とその評価(別サイト)

データサイエンス

化学・化学工学のための実践データサイエンス

統計や機械学習を活用したプロセス設計・プロセス改善(プロセスインフォマティクス)に関する知識が身につけられます。著者ブログでまえがき・目次の一部が無料公開(別サイト)され、内容の実用性が確認しやすいのも特徴です。

化学・化学工学のための実践データサイエンス ―Pythonによるデータ解析・機械学習(別サイト)

洋書

Perry’s Chemical Engineers’ Handbook

世界標準ハンドブックです。物性・装置・単位操作から最新テーマまで幅広く、図表・実務式が豊富です。最新プロセス安全や膜分離の章も充実しています。

Perry's Chemical Engineers' Handbook(別サイト)

おすすめの学会誌

化学工学会誌「化学工学」

国内のトレンドやレビューを定期的に把握できる一次情報源です。バックナンバーも公開されており、テーマ別の深掘りに便利です。

「化学工学」会誌バックナンバー(別サイト)

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